痒い・ゴロゴロする
見えにくい
疲れやすい
目がずれている
めやにがでる
目が乾く
まぶたが腫れた
黒いものが見える
糖尿病がある
学校の検診で視力が落ちた

物が歪んで見える
物が歪んで見えます。
黄斑変性症かもしれません。
原因
黄斑とはカメラでいうところのフィルムにあたる網膜のほぼ中心部分にあり、特に視機能の高い部分をさします。黄斑変性症は黄斑に年齢的な変化、変性が生じる病気で、欧米では失明の原因の上位にあげられています。男性の比率が高く、最近日本でも患者が急増しています。
<対処方法>
早期に発見できれば、視力が維持できる可能性が高くなります。当院では平成23年に眼底三次元画像解析(OCT)を導入し、従来の眼底検査より早期に発見する事ができます。また早期の場合、下記の栄養素をバランスよくとる事で、黄斑変性症の原因となる活性酸素の働きを抑える事ができます。
抗酸化ビタミン(ビタミンC、E、βカロチン):活性酸素を消去
ルテイン:網膜中心の黄斑に含まれ、有害な青色光を吸収
ミネラル(亜鉛、セレン、銅、マンガン):抗酸化酵素の働きに必要
これらの酵素をバランスよくとると言っても、実際にはなかなか難しいと思います。最近ではこれらを配合したサプリメントも発売されています。
病状が進行した場合、光力学療法(PDT)、VEGF阻害剤、血管新生阻害剤(アバスチン)の投与などを行います。